fc2ブログ
topimage

2023-06

おまけ (^_^) - 2013.10.23 Wed

最後の最後に送別会開いてくれました。
ワタシの作るティラミスが、意外に好評で、ワイワイ盛り上がったのでありました。

アトリエ送別会1


アトリエ送別会3


アトリエ送別会2



日本に戻ってからも何度か行きました。
成長したアシル君の話や、今の仕事の話など…。
会えば、あいかわらずの時間。

今でも、雑誌で時々クラリスが出てるの見ます。
そのたびに、とてもうれしく、ワタシのモチベーションも上がるのであります。

おしまい


スポンサーサイト



留学の終わりの巻。 最終回。 - 2013.10.23 Wed

2年半の仕事の仕上げは、ロンシャン競馬場の凱旋門賞デコ。
凱旋門賞は、毎年10月第一日曜日に行われ、そこの馬主さんがお食事する会場を装飾するのです。

凱旋門賞デコ2


凱旋門賞デコ1

1週間くらい前から、会場に行って準備します。
当日は、朝から、半分ピクニック気分。
ってな楽しい仕事なのであります。

そして、コレがホントにクラリスとの最後の仕事。
いちいち感傷に浸ってるヒマはないので、いつものようにてきぱきと。

アトリエに戻って、月曜日からのアボヌモンの準備して終わり。
凱旋門賞のヘルプに来てた、以前スタージュ一緒にしてたシャルロットが、ビックリしてた。

『そんなに仕事できるようになってたの~???(@_@)』

前は、花器や花材、クラリスに指示してもらってたもんね。
もう、一人で勝手に花器を選んで、花材もそろえるんだもん!(^^)!
ちょっとは成長したのさ、アタシ。とひとり、にやける。

というわけで、最後のアボヌモンの準備も終わり。

クラリスに 『終わりましたよ~。』って告げる。

あらたまった雰囲気になり、 『今までホントにありがとう』
と、涙ぐんでハグ。

ツラレテ泣きそうになるの、ぐっとこらえました。
なんだか、ずいぶん前のことなのに、この日のことはよく覚えてる。

言葉も、花の技術も、ナイナイずくしのワタシ。
こんないい人たちに出会えるとは、思ってもいなかった。
あの時、銀行辞めた時に、こんな経験ができるなんて、ホントに思ってなかった。

神様がいるなんて信じないけど、ホントに神様ありがとうございます。
心から言えます。
いつも応援してくれてた日本の友達、フランスで出会った、たくさんの友人。
心配しながらも、見守ってくれた家族。あーすべてに感謝でした。

花屋を出たとたんに、涙がぽろぽろあふれてきて、
泣きながら、セーヌ川沿いをずっと歩きながら家まで帰ったことも
ホントに昨日の出来事のように覚えてる。

泣きながら、思い出すのは楽しかったことばかり。
一生のうちで、こんなキラキラした時間が過ごせたことに、心から感謝します。

というわけで、ワタシの中での恩返しをするために、頑張るのです。
誰に恩返し、というわけではなく、少しでも人の役に立てるように、頑張るのであります。

という思いで書いたブログでした。


これから留学を考えてる方から、時々いただくメールや手紙。
出来る限りお返事はしているつもりです。が、抽象的な相談にはあんまりお答えできないので、いろいろ整理してからメールいただけるとありがたいです。

今まで読んでいただき、ありがとうございました。



ひぐちともみ

★ネットショップやアレンジ教室やってますので、よかったら覗いてくださいね★


一緒に仕事してた啓子さんが、パリ郊外のランブイエ(Rambouillet)にアトリエを構え、レッスンなどを行ってます。
パリからも日帰りで行けますので、ちょっと田舎を楽しみながら、お花束やリースを作ってみませんか?

 Les jardins de la Cheraille (レ・ジャルダン・ドゥ・ラ・シェライユ)





ある日のお花屋さん。 - 2013.06.27 Thu

働いてたお店の中の写真です。
だいたい色分けして、花器の雰囲気もそれぞれに合わせて飾ります。
00000030.jpg

00000036.jpg

00000034.jpg

display3.jpg

display9.jpg

終わりの始まり 2 - 2013.06.27 Thu

なんとなく、東京で仕事できるかな~♪ なんて
お気楽な希望が出来たので、なんだか踏ん切りのついた3年目の夏。

オーナーのクラリスに、9月末までで辞めるますと伝えると、
10月第1週め日曜日のロンシャン競馬場の凱旋門賞デコレーションで最後にしようと、ありがたいご提案。

もうこれで更新しないと思うと、いろいろ最後だなぁなんて、かみ締めてお仕事するわけです。

さすがに、3年もすれば仕事も慣れてるので、いろんなアボヌモン先へ納める花は、自分で花器を選んで、
いろんなグリーンと花を組み合わせて準備。

スタージュで以前一緒だったシャルロットが、久しぶりに店のお手伝いに来てくれたとき、
言葉もろくにしゃべれなかったワタシが、それなりにお花屋さん出来てる姿に、ビックリしてました。

どういう勉強したの? どんな基準で花器選ぶの? 花材の組み合わせって何考えながらするの?

って聞いてくるんだけど、そんなロジックなんてなくて、ひたすら感覚のアタシ。
だって、毎週毎週、作っては配達、作っては配達、ってしてれば、なんとなく感覚でわかる部分アリ。

あと、持って行った時のスタッフの方の顔とかで、

ココは、こんな感じウケるね

みたいなあざといこと考えるアタシ。えへへ。

とにかく、最後の一か月は、最後の仕上げ祭り。
いちいち感動してました(笑)。 

アタシ、こんなこと出来るようになってる~♪

アタシ、結構しゃべってるじゃ~ん♪

みたいな。

終わりの始まり - 2013.06.19 Wed

始まりがあれば、終わりがある。
でも、いつ終わるのかって、ムズカシイなぁと思ってました。

お金もないし、そろそろ日本に帰らなきゃと。

パリでの3回目の夏。
いつものように、バカンスの仕事はほとんどアボヌモン。
要は、いつもの慣れたところへの活け込みのみなのです。

ひとつだけ、新規。

それが、ヴァンドーム広場に新しくできたホテル。パークハイアットパリヴァンドーム。
どんなふうに飾るのかも、まだはっきり決まらないままお花を持って、現場へ。

それぞれが、それぞれの意見を言ってくるので、じゃいったいどんなふうに飾ったらいいですか?
って言うのが、なかなかまとまらないまま。

ってな感じで、花を持ってホテルとアトリエを行ったり来たりしてたある日。

とある日本人女性が、近づいてきて、お声をかけてくださいました。

『もし日本に帰ってくることあったら、連絡してください』

と、名刺をくださったのです。

パークハイアット東京のお花を担当してる方でした。

ピンときた。 ←またか

日本帰るきっかけできたなと、直感で思いました。


パリ テーブル装花

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

higumi

Author:higumi
帰国後、いろんな経験をさせていただき、ただいまネットショップでお花屋さんをやっております。
インターネットフラワーショップ アトリエ一凜

最近の記事

最近のコメント

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する