おまけ (^_^) - 2013.10.23 Wed
留学の終わりの巻。 最終回。 - 2013.10.23 Wed
2年半の仕事の仕上げは、ロンシャン競馬場の凱旋門賞デコ。
凱旋門賞は、毎年10月第一日曜日に行われ、そこの馬主さんがお食事する会場を装飾するのです。


1週間くらい前から、会場に行って準備します。
当日は、朝から、半分ピクニック気分。
ってな楽しい仕事なのであります。
そして、コレがホントにクラリスとの最後の仕事。
いちいち感傷に浸ってるヒマはないので、いつものようにてきぱきと。
アトリエに戻って、月曜日からのアボヌモンの準備して終わり。
凱旋門賞のヘルプに来てた、以前スタージュ一緒にしてたシャルロットが、ビックリしてた。
『そんなに仕事できるようになってたの~???(@_@)』
前は、花器や花材、クラリスに指示してもらってたもんね。
もう、一人で勝手に花器を選んで、花材もそろえるんだもん!(^^)!
ちょっとは成長したのさ、アタシ。とひとり、にやける。
というわけで、最後のアボヌモンの準備も終わり。
クラリスに 『終わりましたよ~。』って告げる。
あらたまった雰囲気になり、 『今までホントにありがとう』
と、涙ぐんでハグ。
ツラレテ泣きそうになるの、ぐっとこらえました。
なんだか、ずいぶん前のことなのに、この日のことはよく覚えてる。
言葉も、花の技術も、ナイナイずくしのワタシ。
こんないい人たちに出会えるとは、思ってもいなかった。
あの時、銀行辞めた時に、こんな経験ができるなんて、ホントに思ってなかった。
神様がいるなんて信じないけど、ホントに神様ありがとうございます。
心から言えます。
いつも応援してくれてた日本の友達、フランスで出会った、たくさんの友人。
心配しながらも、見守ってくれた家族。あーすべてに感謝でした。
花屋を出たとたんに、涙がぽろぽろあふれてきて、
泣きながら、セーヌ川沿いをずっと歩きながら家まで帰ったことも
ホントに昨日の出来事のように覚えてる。
泣きながら、思い出すのは楽しかったことばかり。
一生のうちで、こんなキラキラした時間が過ごせたことに、心から感謝します。
というわけで、ワタシの中での恩返しをするために、頑張るのです。
誰に恩返し、というわけではなく、少しでも人の役に立てるように、頑張るのであります。
という思いで書いたブログでした。
これから留学を考えてる方から、時々いただくメールや手紙。
出来る限りお返事はしているつもりです。が、抽象的な相談にはあんまりお答えできないので、いろいろ整理してからメールいただけるとありがたいです。
今まで読んでいただき、ありがとうございました。
ひぐちともみ
★ネットショップやアレンジ教室やってますので、よかったら覗いてくださいね★
一緒に仕事してた啓子さんが、パリ郊外のランブイエ(Rambouillet)にアトリエを構え、レッスンなどを行ってます。
パリからも日帰りで行けますので、ちょっと田舎を楽しみながら、お花束やリースを作ってみませんか?
Les jardins de la Cheraille (レ・ジャルダン・ドゥ・ラ・シェライユ)
凱旋門賞は、毎年10月第一日曜日に行われ、そこの馬主さんがお食事する会場を装飾するのです。


1週間くらい前から、会場に行って準備します。
当日は、朝から、半分ピクニック気分。
ってな楽しい仕事なのであります。
そして、コレがホントにクラリスとの最後の仕事。
いちいち感傷に浸ってるヒマはないので、いつものようにてきぱきと。
アトリエに戻って、月曜日からのアボヌモンの準備して終わり。
凱旋門賞のヘルプに来てた、以前スタージュ一緒にしてたシャルロットが、ビックリしてた。
『そんなに仕事できるようになってたの~???(@_@)』
前は、花器や花材、クラリスに指示してもらってたもんね。
もう、一人で勝手に花器を選んで、花材もそろえるんだもん!(^^)!
ちょっとは成長したのさ、アタシ。とひとり、にやける。
というわけで、最後のアボヌモンの準備も終わり。
クラリスに 『終わりましたよ~。』って告げる。
あらたまった雰囲気になり、 『今までホントにありがとう』
と、涙ぐんでハグ。
ツラレテ泣きそうになるの、ぐっとこらえました。
なんだか、ずいぶん前のことなのに、この日のことはよく覚えてる。
言葉も、花の技術も、ナイナイずくしのワタシ。
こんないい人たちに出会えるとは、思ってもいなかった。
あの時、銀行辞めた時に、こんな経験ができるなんて、ホントに思ってなかった。
神様がいるなんて信じないけど、ホントに神様ありがとうございます。
心から言えます。
いつも応援してくれてた日本の友達、フランスで出会った、たくさんの友人。
心配しながらも、見守ってくれた家族。あーすべてに感謝でした。
花屋を出たとたんに、涙がぽろぽろあふれてきて、
泣きながら、セーヌ川沿いをずっと歩きながら家まで帰ったことも
ホントに昨日の出来事のように覚えてる。
泣きながら、思い出すのは楽しかったことばかり。
一生のうちで、こんなキラキラした時間が過ごせたことに、心から感謝します。
というわけで、ワタシの中での恩返しをするために、頑張るのです。
誰に恩返し、というわけではなく、少しでも人の役に立てるように、頑張るのであります。
という思いで書いたブログでした。
これから留学を考えてる方から、時々いただくメールや手紙。
出来る限りお返事はしているつもりです。が、抽象的な相談にはあんまりお答えできないので、いろいろ整理してからメールいただけるとありがたいです。
今まで読んでいただき、ありがとうございました。
ひぐちともみ
★ネットショップやアレンジ教室やってますので、よかったら覗いてくださいね★
一緒に仕事してた啓子さんが、パリ郊外のランブイエ(Rambouillet)にアトリエを構え、レッスンなどを行ってます。
パリからも日帰りで行けますので、ちょっと田舎を楽しみながら、お花束やリースを作ってみませんか?
Les jardins de la Cheraille (レ・ジャルダン・ドゥ・ラ・シェライユ)
ある日のお花屋さん。 - 2013.06.27 Thu
終わりの始まり 2 - 2013.06.27 Thu
なんとなく、東京で仕事できるかな~♪ なんて
お気楽な希望が出来たので、なんだか踏ん切りのついた3年目の夏。
オーナーのクラリスに、9月末までで辞めるますと伝えると、
10月第1週め日曜日のロンシャン競馬場の凱旋門賞デコレーションで最後にしようと、ありがたいご提案。
もうこれで更新しないと思うと、いろいろ最後だなぁなんて、かみ締めてお仕事するわけです。
さすがに、3年もすれば仕事も慣れてるので、いろんなアボヌモン先へ納める花は、自分で花器を選んで、
いろんなグリーンと花を組み合わせて準備。
スタージュで以前一緒だったシャルロットが、久しぶりに店のお手伝いに来てくれたとき、
言葉もろくにしゃべれなかったワタシが、それなりにお花屋さん出来てる姿に、ビックリしてました。
どういう勉強したの? どんな基準で花器選ぶの? 花材の組み合わせって何考えながらするの?
って聞いてくるんだけど、そんなロジックなんてなくて、ひたすら感覚のアタシ。
だって、毎週毎週、作っては配達、作っては配達、ってしてれば、なんとなく感覚でわかる部分アリ。
あと、持って行った時のスタッフの方の顔とかで、
ココは、こんな感じウケるね
みたいなあざといこと考えるアタシ。えへへ。
とにかく、最後の一か月は、最後の仕上げ祭り。
いちいち感動してました(笑)。
アタシ、こんなこと出来るようになってる~♪
アタシ、結構しゃべってるじゃ~ん♪
みたいな。
お気楽な希望が出来たので、なんだか踏ん切りのついた3年目の夏。
オーナーのクラリスに、9月末までで辞めるますと伝えると、
10月第1週め日曜日のロンシャン競馬場の凱旋門賞デコレーションで最後にしようと、ありがたいご提案。
もうこれで更新しないと思うと、いろいろ最後だなぁなんて、かみ締めてお仕事するわけです。
さすがに、3年もすれば仕事も慣れてるので、いろんなアボヌモン先へ納める花は、自分で花器を選んで、
いろんなグリーンと花を組み合わせて準備。
スタージュで以前一緒だったシャルロットが、久しぶりに店のお手伝いに来てくれたとき、
言葉もろくにしゃべれなかったワタシが、それなりにお花屋さん出来てる姿に、ビックリしてました。
どういう勉強したの? どんな基準で花器選ぶの? 花材の組み合わせって何考えながらするの?
って聞いてくるんだけど、そんなロジックなんてなくて、ひたすら感覚のアタシ。
だって、毎週毎週、作っては配達、作っては配達、ってしてれば、なんとなく感覚でわかる部分アリ。
あと、持って行った時のスタッフの方の顔とかで、
ココは、こんな感じウケるね
みたいなあざといこと考えるアタシ。えへへ。
とにかく、最後の一か月は、最後の仕上げ祭り。
いちいち感動してました(笑)。
アタシ、こんなこと出来るようになってる~♪
アタシ、結構しゃべってるじゃ~ん♪
みたいな。
終わりの始まり - 2013.06.19 Wed
始まりがあれば、終わりがある。
でも、いつ終わるのかって、ムズカシイなぁと思ってました。
お金もないし、そろそろ日本に帰らなきゃと。
パリでの3回目の夏。
いつものように、バカンスの仕事はほとんどアボヌモン。
要は、いつもの慣れたところへの活け込みのみなのです。
ひとつだけ、新規。
それが、ヴァンドーム広場に新しくできたホテル。パークハイアットパリヴァンドーム。
どんなふうに飾るのかも、まだはっきり決まらないままお花を持って、現場へ。
それぞれが、それぞれの意見を言ってくるので、じゃいったいどんなふうに飾ったらいいですか?
って言うのが、なかなかまとまらないまま。
ってな感じで、花を持ってホテルとアトリエを行ったり来たりしてたある日。
とある日本人女性が、近づいてきて、お声をかけてくださいました。
『もし日本に帰ってくることあったら、連絡してください』
と、名刺をくださったのです。
パークハイアット東京のお花を担当してる方でした。
ピンときた。 ←またか
日本帰るきっかけできたなと、直感で思いました。

でも、いつ終わるのかって、ムズカシイなぁと思ってました。
お金もないし、そろそろ日本に帰らなきゃと。
パリでの3回目の夏。
いつものように、バカンスの仕事はほとんどアボヌモン。
要は、いつもの慣れたところへの活け込みのみなのです。
ひとつだけ、新規。
それが、ヴァンドーム広場に新しくできたホテル。パークハイアットパリヴァンドーム。
どんなふうに飾るのかも、まだはっきり決まらないままお花を持って、現場へ。
それぞれが、それぞれの意見を言ってくるので、じゃいったいどんなふうに飾ったらいいですか?
って言うのが、なかなかまとまらないまま。
ってな感じで、花を持ってホテルとアトリエを行ったり来たりしてたある日。
とある日本人女性が、近づいてきて、お声をかけてくださいました。
『もし日本に帰ってくることあったら、連絡してください』
と、名刺をくださったのです。
パークハイアット東京のお花を担当してる方でした。
ピンときた。 ←またか
日本帰るきっかけできたなと、直感で思いました。
